蔵暦〜くらごよみ〜



2011年秋号

今年も芋焼酎の製造にあたって、原料となる芋(黄金千貫【コガネセンガン】)を、地元の契約農家の方からだけではなく、弊社自らも原料芋作りに取り組んでおります。

社員全員で、地元の方や専門の方々にアドバイスを頂きながら、四月初めより芋作りを始めました。
芋作りはまず、耕作放棄地となって、草が青々と茂っている田畑を、再び畑として整えていく事から始まりました。

草を刈り、石や木、雑草の根を取り除いていき、土を耕します。次に堆肥を撒いて土を混ぜ、元気な芋が育つ環境にしていきます。ムラがないよう、丁寧に撒きます。その後畝を立て、マルチという黒いビニールを畝に張っていきます。畝立てをする際にテーラーという機械を使うのですが、なかなか機械の扱いに慣れず、まっすぐに 畝を立てること とても苦戦しました。 
 


しかし何度もやっていくうちに、畝立てもきれいにできるようになり、マルチをはる作業にも慣れ、無事、畑作りが完了しました。
草が生い茂っていた土地が、立派な畑になりました。そして、やっと芋の苗植え作業です。一つ一つ丁寧に植えていきます。

秋にはたくさんの美味しい芋を収穫できるよう、これから日々、畑の管理をしっかり行います。
収穫の日が待ち遠しいです。